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『医療費控除』を申請しないと損
その年の１月から１２月までの１年間に
自分や家族が支払った医療費が１０万円を超えた場合
『医療費控除』の対象となり、税務署に申告すれば
(確定申告)税金が還付されます。

“えっ、医療費１０万円もかからない”という声が
聞こえてきそうですが、そんなことはありません。
医療費とは、病院で支払った費用だけではないんです。
病気やけがの治療のために薬局で購入した市販薬も
対象となります。病院に行くのは、時間がないからと
薬局で市販薬を購入することって意外と多いんですよ。
ドラッグストアなどで買った風邪薬や胃薬も
対象になります。医薬品を買った時、少額でも
コツコツと領収書を貯めていけば意外と貯まるものです。
（レシートの無いものは手書きでもOKです）
また、病院に通院する時に使った電車代やタクシー代
なども含まれます。「治療のため」にかかった費用で
あれば控除されるということです。
家族の合計金額なので、家族の多い場合は案外
金額が膨らむものです。
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実は、もうひとつあまり知られていないことがあるんです。
“１０万円超えなくてもいい場合”があるんです。
その年の総所得額が２００万円未満の人は
総所得金額の５%の金額という計算式で算出されます。